お待たせしておりますが(いないかもorz)、本業爆発中につきもうしばらくお待ちくださいm(__)m
冬コミの仕事でふぁんさんが忙しくなる前に依頼をしたいので、なんとか三連休までには片を付けたいと思ってます。
内容的には、導入を2本と深化を4,5本の導入深化パッケージと、生活改善系の暗示を4,5本の暗示パッケージになるかと思います。
で、したらばの総合スレにあった誤解を解いておきますが、実用催眠の収録時に多少は指示もさせてもらいましたが、基本的にはふぁんさんの好きなようにやってもらってますよ。
真横で一緒にヘッドフォンを付けていた西音さんが証人です(笑)
あまり時間がなかったこともありますし、へっぽこのコピーをやってもらってもあまり意味がないですしね。
事前に参考用の音声はお渡ししてますし、大まかにこんな感じでとは言いましたが、細かいところはふぁんさんにお任せしました。
なので、あれが催眠的に良いと感じるなら、それはふぁんさんが上手いからです。
ただ、タイミングに関しては相当徹底的にいじってます。
ほぼ総ての音節で間隔をいじったはずです。
間隔が少し違うだけで聴いたときの印象や心地よさが全然違うんですよね。
で、せっかくなので特別企画(笑)、へっぽこがふぁんさんにお渡しした参考用音声の一部を公開します。
導入_カウント.mp3のラストあたりを1分半ほど切り取ったものです。
若干抑え気味にしてますが、独特のリズムを付けているのが分かるかと思います。
へっぽこのこのリズムが催眠的に正しいというわけではなく、リズムを付けること自身に意味があります。
細かい指示を避けたのは、このリズムを真似るのではなく、ふぁんさんのリズムで読んでほしかったからです。
催眠というのはある意味、意志との戦いなんですが、現在へっぽこは別のいしと戦ってます。
結石発作が起きまして、お腹が痛いです(涙)
過去に2回やってて、腎臓に石が残っていることは認識していたのですが、昨日の朝に発作が来ました。
明日の診療で治療方針を決めることになっていますが、今回はESWL(体外衝撃波結石破砕術)かなぁと思うと鬱です(涙)
痛みは我慢できるのですが(ひどいときはボルタレン使いますし)、結石発作が起きているときは吐き気を伴う不快感がきつくて、思考力が全く出せません。
へっぽこは自己暗示が得意なほうなので痛みもかなり消せるのですが、親知らずの痛みと結石の痛みは駄目でした(笑)
なんとか週末までに決着がついて、スクリプトを仕上げられるといいんだけど...
飲水と排○と縄跳びに勤しむへっぽこです(涙)
お腹で暴れている石が自然に排出できるギリギリの大きさだったため、薬で痛みをコントロールしながら排出することになり、しばらく頑張ってもダメだったら衝撃波で割ることになりました。
痛みは一段落してて、痛み止めも2,3日に1回ぐらいで済んでいるのですが、なんとも言えない気持ち悪さが付きまとってます。
男性の玉に衝撃を受けたとき、最初の痛みが過ぎた後でしばらく感じる内臓がうねるような不快感とでもいいましょうか(苦笑)
あれの弱いのが、ず~~~っと続いている状態です。
まあ、そろそろ思考力も復活してきているので、今週末は作業が進められそうです。
さて、本題ですが、web拍手で『禁煙もできますか?』という質問をいただきましたので、その件をば。
禁煙とダイエットというのは、療法(セラピー、カウンセリング)を行う催眠家の間でも意見が分かれるテーマです。
催眠で簡単に禁煙やダイエットは実践できるという催眠家もいれば、禁煙やダイエットは催眠では効果がないという催眠家もいます。
なので、これから書くことは催眠における定説でもなんでもなく、へっぽこの私見に過ぎないことをご了承ください。
まず、へっぽこは暗示を受け入れるための重要な要素として『メリット』があると考えています。
催眠誘導もそのハードルを下げる効果しか無く、なんらかのメリットが無ければ被催眠者が暗示を受け入れるのは難しいでしょう。
例えば、ショー催眠なら『不思議なことが体験できる』とか『楽しい』とかのメリットがあり、アダルト系催眠なら『気持ちいい』というメリットがあるわけです。
この考え方を適用すると、なぜテレビ番組における芸能人は催眠に掛かりやすいかも分かります。
事前に被暗示性を確認していることもありますし、『番組を盛り上げる=自分の評価が上がる』というメリットがあるから暗示を受け入れやすいのです。
催眠術師の腕の良さを構成する要素には、被催眠者にとってのメリットを見抜く上手さと、暗示の内容をメリットを感じさせる上手さも含まれていると思っていいでしょう。
さて、この観点から禁煙とダイエットを見てみますと、実はこの二つを改善するための暗示で被催眠者にメリットを感じさせるのは難しいです。
というのは、喫煙も肥満も被催眠者自身の欲求を満たす行為あるいは満たした結果であるからです(疾病等の影響による肥満は除きます)。
禁煙やダイエットというのは、ニコチンを摂取するとか美味しいものを沢山食べるとか、そんな欲求に基づく行為を禁止や抑制することで実現します。
それも、この欲求は被催眠者本人にとっては相当に大きいものです(だから喫煙するし太ったのです)。
この大きな欲求を抑制する暗示にメリットを感じさせるのは、かなり難しいのです。
頭では健康被害というデメリットを消す行為だからメリットと分かるのですが、ここで相手にしなければいけないのは無意識です。
無意識が明確にメリットと感じてくれることを与えないと、無意識が持っている喫煙や肥満に繋がる欲求には勝てませんし、それには被催眠者の強い意志と被催眠者に合ったメリットを提案する暗示が必要なのではないかと思います。
とりあえず、作成中の拡張セットにはダイエット用の暗示を入れる予定ですが、それが誰にでも適用されるものではなく、あるメリットを提案する性質のものであるとお考え下さい。
あと、へっぽこの部下はこの本を読んでその日から禁煙できてますから、よろしければどうぞ(笑)