催眠オナニースレでたまに、本物の催眠とか偽物の催眠とか、そんな言葉を目にすることがあります。
そんなとき、へっぽこはにょろーんとしてしまいます(ちゅるやさん風に)。
催眠論で書いたように、催眠術というのはやってみたら効果があったの積み重ねで成立しています。
決して、人間の心を解析して一定の法則を導き出し、それに則った手法の組み合わせで生まれたものではないのです。
また、人間の心は非常に複雑です。
催眠術師や心理療法家が最初に認めるべきなのは、人間の心は全て異なっている、という事実であり、これを本心から理解できていない催眠術師はあまり優秀とは言えません(残念ながら催眠療法家に理解できていない人が多いのですが…)。
それぞれの心のありようが異なっている以上、催眠の掛かりかたがそれぞれに異なるのも当たり前です。
つまり、ある技法に対する評価というのは、人それぞれで違うのが当然であり、絶対的な評価ができるはずがないのです。
へっぽこが本物偽物論を目にすると、にょろーんとなってしまう理由がおわかりいただけたでしょうか。
ただ、経験の積み重ねによる先人の知恵というのは間違いなく存在していて、多くの人に受け入れられやすいノウハウは存在します。
へっぽこなどはそのノウハウを元に、こちらのほうが効果が高いとか、そのやり方は多分効果がないとか、論評をすることがありますし、催眠講座にまとめたりもしています。
それは、あくまで車輪の再発明を防ぐためであり、この方法が正しくて他が間違っていると主張するためではないことを理解してもらえればと思います。
本物偽物・・・自分もプロだとかたまに書かれてますが、別に療法を開いてるわけではなく、勉強して実践して、知識のない人よりは理解している。とゆうだけです。
100人100色ですよね。ですので催眠音声をやろうと決めた時点で、自分の技法に合わない人から批判が来るのは目に見えてました。これは仕方が無い事ですよね。
本物偽物で話が少し違いますが、リアルで催眠をかける場合に、
初めてかかる人は大抵の場合、催眠を信じていませんよね。その人にかけようとして、かかれば私は本物になれ、かけれなければ、その人の中で催眠は結局は偽物で終わってしまいます・・・
シビアな世界ですね~
疑われたり、恐れられたり、過度に期待されたり。
催眠って極端な印象を持たれることが多いですよね。
まあ、催眠術師自身がそれを利用してきたのだから、仕方ないといえば仕方ないんですが(笑)